PRK (ピーアールケー)とは、
レーシック(LASIK)と同じように、エキシマレーザーを使った視力回復手術の一種です。
PRKによる矯正と通常のレーシックの違いは、
フラップを作成せずに、レーザーで角膜の上皮を取り除き、
その角膜の表面にレーザーを照射します。
この方法は、元々角膜が薄くて通常のレーシックに適さない方や、
格闘技などの激しいスポーツをされている方などで、
眼に強い圧力が加わる可能性がある方におすすめの矯正方法です。
手術後は、角膜保護用のコンタクトレンズを装着しますが、2、3日目の検診で取り外すことができます。
PRKの主な特徴としては、フラップを作成しないために合併症のおそれが少ないことですが、
通常のレーシックに比べ、手術後の痛みが数日間続くことがあり、
また、視力が回復するまでにやや時間がかかるのが欠点です。
なお、このPRK手術は、2004年のテコンドー・アテネオリンピック日本代表選手の岡本依子さんも受けられ、
現在も日本女子テコンドー界の第一人者として活躍されています。
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