レーシック(LASIK) 〜自然治癒する一時的な合併症〜


■ レーシックによる合併症

レーシックは、最近は非常に安全性の高い手術であると言われています。
しかし、レーシックによる合併症が全く無いわけではないのです。
そのリスクについては、あらかじめ担当医師にきちんと確認し納得された上で、手術を受けるようにしましょう。

レーシックによる合併症は、高い確率で発生するものもあれば、極まれなものもあります。
しかし、そのほとんどが時間とともに自然治癒するか、あるいは適切な処置を施すことで治癒することができます。


■ 自然治癒する一時的な合併症

・眼がしみるような異物感がある
⇒ ほとんど次の日には感じなくなります。

・見えにくい
⇒ 手術直後は、角膜表面が傷ついているため、かすんで見えますが、半日ほどたつと視力も安定してきます。

・白眼からの出血
⇒ フラップを作成する際、白眼の部分の血管が傷ついて出血する場合がありますが、大体1〜2週間で自然治癒します。

・夜間の見えにくさやにじみ
⇒ 夜間に光がにじんだように見える症状は、夜間の瞳孔径が大きい方に出やすく、
  明るい場所よりも暗い場所で若干視力の低下を感じることがあります。

・ドライアイ
⇒ フラップを作成する際、角膜の神経の一部を切除するために起こる知覚低下です。
  しかし、手術後約2〜3ヶ月で神経が再生しますから、それとともに自然に治癒します。
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レーシック(LASIK) 〜視力回復手術レーシックの安全性とリスク〜


レーシックは、今では近視手術のなかでもかなり安全性が確立されている視力矯正手術です。

レーシック先進国の米国においては、年間約200万人近くの人が手術を受け、視力を回復されています。

訴訟大国である米国にあって、危険性の高い手術であればこんな大勢の方が手術されることはないでしょう。

また、エキシマレーザーを使った近視矯正手術は、
1995年10月にFDA(日本の厚生省にあたる機関)の認可を得ている安全な手術方法です。

レーシックに使用されるエキシマレーザーとは、
コンピューターによって精確に制御をされたレーザー治療装置です。
このレーザー光線によって、角膜以外の周辺にほとんど障害を与えることなく、
角膜を正確かつ安全に切除することができます。

そうは言っても、実際に手術を受けるとなると色々と不安な点があると思います。

そこで、その不安を和らげるために、レーシック視力矯正手術リスクについてお話します。

視力の回復率のリスクについては、ほどんど少ないというデータが出ています。
しかし、まれにレーシック手術の後しばらくして、視力が元の近視の状態に戻ってしまう場合もがあります。
その場合、再手術を行うことが可能であり、ほとんどのクリニックが一定期間、無料で対応してもらえます。
ただし、残っている角膜の厚みが充分でなければ
再手術を行うことはできないという条件がありますので注意が必要です。

レーシック手術による合併症のリスクについては、非常に安全性が高いといわれています。
しかし、合併症がまったく無いというわけではありません。
この場合、時間の経過とともに自然治癒、もしくは適切な術後治療で治癒することが殆どです。

レーシック手術による失明のリスクについては、現在のところ、国内ではまだ失明の報告されていません。
ただし、眼科専門医ではない医者の中には、レーシック手術そのものの経験が浅く不慣れなため、
さまざまなトラブルを招くケースも少なくありません。
レーシック手術は、眼に関する正しい知識と熟練した技術を備えた眼科専門医で行うことをおすすめします。
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